教育学部 保健教育学科 保健体育教諭取得モデル
2022年卒
中屋 文太さん香川県 英明高校出身

キッカケは
「高校の友人」でした

勉強を教えてくれる
友人の楽しそうな姿
に刺激を受ける

保育園の頃からサッカーを続けていて、中学生まで夢はサッカー選手になることでした。しかし、高校生になって改めて現実的な進路を考えたとき、教師もいいなと思うように。テスト前に、いつも友人に勉強を教えてもらっていたことがきっかけになりました。


私自身は勉強が苦手でしたが、彼は同年代らしいわかりやすい言葉で説明をしてくれるので理解しやすく、勉強が進みました。本人も教えることが楽しそうだったため、人に何かを教える仕事も面白そうだと思うようになり、教職を意識しました。


そこで、教員免許が取得できる大学として注目したのが関西福祉大学です。

当時創部3年目のサッカー部があり、毎年順調にリーグ昇格を果たしていることにも魅力を感じ、この大学を選びました。

教育実習で
子どもの成長にふれ、
必ず教師になりたいと決意

保健体育教諭をめざそうと思ったのも、サッカーで培った運動能力を活かしたいと考えたからです。

部活と勉強の両立は難しいですが、より一層力を入れて取り組み始めたのは3年の時、中学校での教育実習を経験してからでした。

教育実習では、体育祭に向けた競技練習や応援練習をサポートしました。その練習で子どもが日に日に成長する姿を見て感動し、子どもを支える仕事の魅力を強く実感したんです。担当クラスでも一人ひとりに声をかけたり、一緒に遊んだりしたことで、しっかりコミュニケーションを取ることができました。そこから、子どもともっと関わりたいという思いが生まれ、教員採用試験の対策に本腰を入れるように。


遅いスタートでしたが、先生方の手厚いサポートに助けられ、希望する公立中学の教員採用試験に合格。今後は子どもと同じ目線に立ち、運動嫌いの子も体育好きにできるような保健体育教諭をめざしたいです。

中屋 文太さんの4年間

サッカーの経験も活かし
体育好きを育てたい

幼い頃からサッカーで鍛えた運動能力を活かしたいと考え、保健体育教諭の学びと、サッカー部の活動に力を入れた中屋さん。幅広い学びを通し、教育者としての視野も広がったようです。

1年次

新入生歓迎イベントで
学生同士が楽しく交流!

新入生歓迎イベント「汐桜祭」に参加。先輩方が用意したゲームや手作りの昼食などを楽しむなかで、新入生同士はもちろん先輩との距離も縮まりました。

様々な種目の体育実技で
スキルを高め、指導法を学ぶ

陸上や剣道、各球技などを実際に行い、練習法や指導法を学ぶ「体育実技」は特に好きな授業。今まで知らなかったバドミントンの面白さに気づくなど、発見も多かったです。

2年次

「教育心理学」などの学びで
専門力を高める

2年から専門知識を学ぶ授業が増えました。特に「教育心理学」は現場で役立つだけでなく、教員採用試験でも必須なので、しっかり勉強する必要があります。

100円朝食の「朝活」で
授業前に元気をチャージ

授業の前に食堂の「朝活」を利用。100円で定食などが食べられるうえ、自分では料理しない魚も出るので、一人暮らしにはとてもありがたいです。

運動好きの子どもを増やす
「ミズノプレイリーダー」を取得

子どもの運動環境に関する知識や、様々な運動遊びなどを身につけ、子どもたちに運動遊びの楽しさを伝える「ミズノプレイリーダー」を取得。子どもとの向き合い方なども学ぶことができました。

3年次

サッカー部で活動した経験を
体育の指導に生かしたい

身体の動かし方などはもちろん、部活動で経験したチームスポーツの難しさ、ケガをして苦しい、悔しい時期のメンタルケアのことなど、保健体育教諭として生かせることはたくさんあると思っています。

4年次

卒論もサッカーに着目し
球技指導につながる研究に

部活動で感じた興味を基に、卒論のテーマは「サッカーにおけるボールスピードとパワーの関係性」。ゼミの仲間にも手伝ってもらいながら研究を進めました。

MESSAGE

運動が苦手でも楽しめる
体育授業を組み立てたい

サッカー部や実技の授業で伸ばした運動スキルと、教育実習の経験、さらに先生方の手厚いサポートが保健体育教諭の道につながりました。特に、教育実習先で生徒たちが日々成長する姿を見ることができ、私にも頼ってくれた体験は忘れられません。今後は、運動が苦手な子どもも楽しめるような授業を行い、体育好きを増やしていきたいです。

新しい福祉、はじまる。社会福祉学科社会マネジメント専攻 2024年4月 開設予定! 一覧のページへ戻る
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