小論文の添削から面接練習までキャリア開発課のサポートで合格

INTERVIEW NO.15

  • 看護

村上 優月さん

看護学科 (看護師+助産師取得モデル) 2023年卒
兵庫県 加古川北高校出身

いのちの授業をきっかけに母子のサポートを志す

私が助産師になりたいと思うようになったきっかけは、中学生のときの「いのちの授業」です。助産師さんから中絶の話を聞き、幸せに生まれる赤ちゃんだけではないことを知りました。そんな赤ちゃんやお母さんのサポートを少しでもできたらいいなと思ったのです。

関西福祉大学へ進んだのは、大学在学中に看護師と助産師の国家資格を取得したかったから。4年間でもっとも心に残っているのは、先生や職員の方々にいつも支えてもらえたこと。とくに4年のときのゼミの川崎先生には、何でも相談できました。実習にも同行してくださり、自信をなくしたときには、自分でも気づかなかったようなところを褒めていただくなど、常に力を与えてもらいました。

キャリア開発課のスタッフと先生の言葉が心の支えに

助産師は看護師と比べて採用が少ないため、就職活動の前は不安でした。4年の6月からは助産師実習がはじまる予定だったので、それまでには合格したいという焦りも…。そこで、3年の2月からキャリア開発課へ通い、まず先輩方の就職先を参考に志望先を探しました。初めて書く願書や小論文もスタッフの方に添削していただけて、とても助かりました。

面接練習には川崎先生にも立ち会ってくださり、自信を持って最初の採用試験に臨んだのですが、結果は不合格…。報告すると、キャリア開発課のスタッフの方も先生も「落ちるとは思わなかったけれど、あなたにとって就職すべきところに就職できるようになっているものだから」と励ましてもらい、その言葉が強い支えになりました。

助産師実習でお母さんとの関係性を築く

2番目に受けた採用試験で就職が決まったのは4年の6月。周囲より遅い合格でしたが、その病院は分娩件数も多く、つまりそれだけ多くのお母さんとの関係性を作れるということ。たくさんの経験を早く積みたいと思っていたので、今となってはこの病院に就職できて良かったと思っています。キャリア開発課の方も先生も、私の報告をとても喜んでくださいました。

その後の助産師実習では、出産から退院するまでお母さんと関わり続け、退院する頃にはいろいろなお話ができるように。「せっかく知り合えたのに、退院するのがさみしい。次のときは、村上さんも資格を取っているだろうから、赤ちゃんを取り上げてほしい」と言ってもらえたのが、すごくうれしかったです。一人ひとりのお母さんに丁寧に向き合える、温かな助産師になりたいと思っています。

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