専門設備の数々を使って技術を修得自信を持って実習に臨めた

INTERVIEW NO.16

  • 保健

児島 美彩さん

保健教育学科 (養護教諭取得モデル) 3年 2025年卒
徳島県 城北高校出身

実際の器具や設備にふれて看護の基本的な知識を学ぶ

高校生のとき、将来は学校で働きたいと思っていました。養護教諭なら、学年やクラスに関係なくいろいろな子どもに関われると感じ、当時の養護教諭の先生に相談。「採用試験を何度も受けて、ようやくなれた」という経験談を聞いて、養護教諭は狭き門であることを知りました。それでもめざしたいと思ったのは、当時、担任の先生に話せないようなことでも養護教諭の先生には話せた経験があったから。子どもと心の距離が近いことを魅力に感じました。

入学して良かったと思うのは、3年からはじまる看護実習の前に、現場でも実際に使う器具や設備を使って看護の基本的な知識や技術をしっかりと学べたこと。正しい服装や手洗いの方法といった基本から血圧の測り方などの技術まで修得できました。とくに、患者様をベッドから車椅子へ移動させる動作は、実習室のベッドを使ってロールプレイできたことで、実際の実習には自信をもって臨めました。

同じ目標をもつ仲間と共に勉強に集中できる環境

1年のときからゼミがあるのも、良かったと思うところです。先生はとても気さくに話しかけてくださり、同じ養護教諭をめざす友だちにも出会えました。

仲の良い3人の友だちとは、いつも一緒。2年のときにスタート模試もそろって受けました。一般的には3年のときに受ける模試なのですが、教育心理学などの授業で習った内容が実際に出題されることがわかり、大学での学びへのモチベーションがアップしました。

勉強のために活用しているのは附属図書館。私は静かな場所でしか勉強ができないので、テストのときや教材研究のときには大助かりです。友だちとみんなで行っても、個別の机があるので集中できます。

採用試験合格をめざして実習と勉強に全力を注ぐ

3人とはアルバイトも一緒で、1年の夏から学童保育の補助員として、子どもと遊んだり、勉強を教えたりしています。子どもとのふれあいは本当に楽しく、将来はいろいろな子どもと関わりたいと思っているので勉強にもなっています。

めざしているのは、子どもの居場所をつくれる養護教諭です。そのためにも今は採用試験に合格することが今の目標なので、授業が休みの日も大学に来て勉強に励んでいます。看護実習や教育実習も増えるとかなり忙しくなるので、今まで以上に気を引き締めて取り組んでいきたいです。

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