現場経験豊富な先生方の元で保育の知識と実践力を修得

INTERVIEW NO.23

  • 保育

山本 夕里愛さん

児童教育学科 (幼児教育コース) 4年 2024年卒
兵庫県 琴丘高校出身

少人数で先生やスタッフと距離が近い環境で学べる

私には甥と姪が4人います。小学校3年の頃から一緒に過ごし、いつも子どもがそばにいる環境で育ってきたので、自然と子どもに関わる仕事がしたいと思っていました。関西福祉大学を選んだのは、家が近いことや駅からスクールバスがあって便利なことが理由です。オープンキャンパスに3回来て、先生に丁寧に対応していただいたり、先生と学生が親しそうな様子を見たりして、いろんな先生と親しく関われるといいなと思いました。実際にいまのゼミは6人の少人数なので、先生が一人ひとりに関わってくれます。学科の先生もみんな優しくて、困ったことがあれば何でも相談できます。現場経験が豊富な先生が多いので、授業も具体的でわかりやすく、スッと頭に入ってきます。また、事務職員の方々がいつも優しく接してくださるのも、いいところ。安心して学べる環境です。

一人ひとりに応じた支援の必要性を実習で学ぶ

幼稚園実習や施設実習へ行く前は、とても不安でした。ゼミの先生に「私の短所は、人に流されやすいところ。実習で失敗してしまわないかと心配です」と伝えたところ、「人に流されやすいということは、人の意見を受け入れられるということ。いろんなことを吸収して持ち帰ればいい」と言われ、気持ちが楽になりました。短所が長所に変わった瞬間です。おかげで実習は自然体で取り組めました。

3年のときの幼稚園実習では、0歳児から5歳児まで、それぞれの年齢の違いを肌で体感しました。また、同じ年齢でも個性や発達段階が違うので、一人ひとりを見る力をつけなくてはいけないと気づいた実習でした。私は、入学するときの志望理由に「一人ひとりの発達に応じた支援を学んでいきたい」と書いたのですが、その思いが実現しました。

同じ目標の仲間と高め合い公立の保育士をめざす

めざしている免許と資格は、幼稚園教諭一種免許状と保育士資格。公立を第1志望にしているので、公務員試験対策も必要です。3年までは実習などを中心に、現場で子どもとの関わり方をよく勉強できたので、これからは筆記試験に備えたいと思っています。

同じコースの友だちのほとんどが保育士をめざしていて、実習の前には一緒に勉強したり、得意な部分を吸収し合ったりしてお互いに高め合う日々。仲間の姿から自分もがんばろうと思えます。

将来は、一人ひとりの個性や発達段階に応じた援助ができる保育士になりたいです。現場では試行錯誤になるかもしれませんが、授業や実習での実践的な学びを役立てたい。これからも夢に向かってがんばります。

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