スポーツが福祉と結びつく面白さ人体を知りパフォーマンスも向上

INTERVIEW NO.18

  • 福祉

末藤 唯人さん

社会福祉学科 (スポーツ福祉専攻) 2年 2026年卒
大阪府 大塚高校出身

顧問の先生による徹底分析独自メニューで練習に励む

僕は中学から陸上部で、三段跳を続けてきました。高校は、大阪で一番といってもいいぐらいの強豪校でしたが、高校3年の夏ぐらいには陸上をいったんやめるつもりでした。そんなときに自己ベスト記録が出て、スポーツ推薦をいただいたのが関西福祉大学です。急遽、秋には入学を決め、競技を続ける決意をしました。

陸上部では顧問の熊野先生にご指導いただいています。僕のクセや動作を分析してアドバイスをくれるのですが、それに対して僕自身の意見や体感を伝え、練習メニューを決定。少しでも記録を伸ばせるよう、毎日改善に励んでいます。

体づくり優先のトレーニングで1年で2位の記録を残す快挙

1年の6月には、U20日本陸上競技選手権大会に出場。エントリー15名中、競技前の自己記録がワーストだったのにも関わらず、結果は2位の成績を残すことができました。これほど記録を伸ばせたのは、この大学に来てから勝負強くなったからだと思います。大会に向けて、専門的な知識を教えてもらいながら、体づくりをしっかり意識したトレーニングを積んだ結果です。試合前、「唯人、行けるぞ」と先生に元気づけられたことも自信になり、確実に僕の力になりました。

熊野先生の「スポーツパフォーマンス」という授業では、スポーツ生理学やスポーツ栄養学を学び、体のことを幅広く理解できました。たとえば生理学を学ぶことで筋肉を意識して使えるようになったり、栄養学の授業で体を作るためにタンパク質の必要性を知ったことで食生活を意識したり。一人暮らしですが、食事内容を考えるようになりました。

学んだ知識を生かしてインカレ優勝をめざす

1年の授業では、「高齢者福祉」や「児童福祉」を学びましたが、スポーツばかり興味のあった僕には難しいという気持ちが先行しました。けれど、これまで自分が取り組んできたスポーツを用いて誰かを幸せにできるというのは、入学前にはなかった視点。これは面白いなと思いました。まだ将来の進路は何も決めていませんが、社会福祉士とジュニアスポーツ指導員の資格は取ってみたいと思いはじめています。

今の目標は、インカレで優勝すること。そのために、筋力アップはもちろん、教えていただいた知識を自分の感覚とすり合わせながら、何度も反復して体に覚え込ませていきたいです。どんなことも集中して最後までやり通すというのは、これまでの陸上経験で身についたこと。納得するまで、パフォーマンスを高めていきたいと思います。

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