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卒業生紹介

手術前後の患者様の心も体も支える

看護師 整形外科の仕事

整形外科病棟で手術前後と回復期を看護

私は「大阪大学医学部附属病院」の整形外科病棟に勤務する看護師です。この病棟に入院されるのは、膝や股関節の人工関節置換手術、肩の腱板手術、じん帯の再建術などの手術療法、そして、骨肉腫などに対する化学療法などを受ける方々です。

こうした高度な手術を受ける患者様は、多くのストレスや不安を受けます。私たち看護師は、その精神的な不安に配慮しつつ看護にあたります。また、術後の回復期には、退院後に自立した日常生活を送れるように、リハビリテーション部と連携して、患者様が退院に向けたリハビリを進められるよう、心と体を支えていきます。

優しいだけの看護でなく患者様への意識づけも

看護師となって1年目なので、私はまだまだ経験が足りません。ですが、そのなかでも研修を終えて初めて受け持った患者様のことが、心に深く残っています。肩の手術をされた方で、術後に患部の痛みが強く、夜も寝つけない様子でした。私は、薬剤師に相談して鎮痛剤を処方してもらい、枕の高さや位置を調整するなど入眠しやすい工夫をしました。睡眠が十分にとれるようになると、患者様はそれまで思うように進まなかったリハビリに積極的に取り組めるようになりました。「山本さんが担当で良かった」「何でも話しやすかった」とおっしゃってくださったことが、とても嬉しかったです。

このように、患者様が回復するには、退院に向けてベストな身体状態になっていただけるよう、意識づけも必要となります。そのためには、優しいだけの看護師ではなくて、患者様に必要なことをわかりやすく伝えて、リハビリなどの行動を促すことも大切なのです。そこに本当の「寄り添った看護」があると考え、日々業務に取り組んでいます。とはいえ、いまだ慣れないのが、手術直後の患者様への声かけです。人工関節や腫瘍切除など長時間の手術を終えた患者様に、先輩看護師は一人ひとりに合った安心できる言葉をかけられています。私もそれを見習って、患者様に向き合い、その方にふさわしい言葉を見つけていきたいです。

マネージャーで培った段取り力が業務で役立つ

高校のとき、私が関西福祉大学に惹かれたのは、「ケアを求めている“人”に目を向ける」というヒューマンケアリングの精神を学べることでした。ここなら臨床の現場で役立つ看護師をめざせると思ったのです。そして、入学すると、学生と先生との距離が近く、質問や相談もしやすい環境でした。4年間を通して、実践的なことをのびのびと学ぶことができました。

学業以外では、109人の部員がいるサッカー部のマネージャーをしていました。コーチや他大学と連絡を取り合うなど、マネージャーという役割を通して事前連絡の重要性を知り、段取りをする力も身についたと思います。看護師となった今、こうした段取り力も大切で、日々の業務で役立っています。

山本 瑞姫さん
大阪大学医学部附属病院 西5階病棟 整形外科
看護学部 看護学科 2021年卒
(三重県 鈴鹿高校出身)

看護師をめざすなら、どんなことにも失敗を恐れずに挑戦してみてください。私も失敗をすることはあります。けれど、失敗しても自分が成長することで患者様に還元できると信じて、経験を積んでいます。

※掲載写真・所属・内容等は取材当時のものです

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