卒業生紹介
学校の先生と金融機関の職員、どちらの仕事も人生の節目に立ち会う
一般企業社員(但陽信用金庫)の仕事
信用金庫の窓口で、来店されたお客様をサポート
兵庫県内の17市区町村に店舗を構え、地域の皆さんの「よろず相談所」であることを掲げる但陽信用金庫の生野支店に勤務しています。担当しているのは窓口業務。預金の預け入れや引き出し、振り込みなど、来店されたお客様のお金を取り扱っています。その際にお困り事やご要望などをお聞きし、お役に立てそうな金融商品や制度などの案内をするのも窓口担当の役割です。生野支店は年配のお客様が多い地域とあって、相続に関するご相談やお孫さんのためにお金を使いたいといったご要望が多いことが特色です。
さまざまな種類の金融機関があるなかで、よりお客様の暮らしに密着しているのが信用金庫だと言えます。「子どもが生まれたから教育資金の準備を始めたい」「新居を建てるのにローンを利用したい」など、お客様の要望は多種多様です。それらにマッチする金融商品などを案内し、希望の実現に向けて前進してもらえること、そしてそのときに「ありがとう」と言ってもらえることが、信用金庫で働く何よりの喜びです。
就職活動の軸は「人生の選択をお手伝いする仕事」
大学に進学する段階では、学校の先生になることをめざしていました。子どもたちが人生を選択する際の、お手伝いができる仕事であることに魅力を感じていたからです。一般企業も視野に入れて就職活動を行うなかでたどり着いたのは、「自分は、誰かの人生の選択をお手伝いする仕事がしたいんだ」という軸です。そこで出会ったのが、子育てや教育、住まい、老後などさまざまな人生の転機をお金という面でお手伝いする、金融機関の仕事でした。仕事内容こそ大きく異なりますが、仕事の軸となる部分はどちらも同じなのです。
仕事で大切にしているのは、お客様との信頼関係です。といっても、すぐに構築できるわけではありません。日々の何気ないやり取りと誠実な仕事を積み重ねることで、信頼してもらえるようになります。そこでまず、心の距離を縮める方法として、会話の引き出しを増やすことを心掛けています。テレビのニュースや新聞などをこまめにチェックし、どんな話題でもお客様とお話しできるように準備しています。会話しやすい間柄を築くことがやがて、信頼関係へつながると考えています。
大学で学んだカウンセリングの知識が働くうえでの財産に
大学時代の印象深い学びは、「カウンセリング概論」です。この授業では、相手の意見を尊重しながら自分の考えもきちんと伝えるための「アサーショントレーニング」を学びました。ここで身につけた力は、すべての社会人に役立つものだと言えます。お客様の相談事をうかがいながら適切な提案を行う金融機関の仕事に就く私にとっては、大きな財産だと言えます。
窓口で経験を積んだ後は、外回りの業務を担当する予定です。自分からお客様のもとを訪問して最適な提案を行うには、今以上の商品知識や法律などに関する理解が必要です。「相談にのってもらえて良かった」と言ってもらえるよう、これからも勉強を重ねていきたいです。
大𥔎 滉介さん
教育学部 保健教育学科 2022年卒
(兵庫県 琴丘高校出身)
ボランティアに教育実習・クラブ・サークル活動など、大学時代には思いのほか多様な人と話すものです。その経験は、社会人になったときの貴重な財産になります。たくさんの人とコミュニケーションを図ってください。
※掲載写真・所属・内容等は取材当時のものです