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授業紹介

[児童教育学科] 幼児理解

大人とは異なる「幼児」へ理解を深め、関わり方を学ぶ

幼稚園教諭免許と保育士資格の取得に向けて、1年生で履修する専門基礎科目の1つ。幼児期は、人格を形成するうえで重要な時期です。授業では、保育者として幼児の様々な行動をどのような視点で理解し、どのように関われば良いのかを学びます。また幼児への理解と並んで重要である、養育者への支援をどのようにすれば良いのかなどについても学びます。授業は「幼児理解とはそもそも何か?」ということから始まり、幼児を理解するための方法や気がかりな幼児への援助の仕方、個人と集団との違いやそれぞれに応じた援助などで構成。「幼児の心の変化」をさまざまな視点から深く理解します。同時に、自分自身についてもしっかりと理解することで、保育現場に立つ者が身につけておくべき能力と資質について掘り下げて学びます。

子どもは時として、大人から見ると理解できない行動をすることがあります。それどころか、望ましくない行動をすることもあります。そういった場面も含めたいかなるシーンにおいても、「幼児理解」が最も重要な視点となることを意識し、表には出てこない子どもの「心もち」に寄り添い、共感的に受け止めて関わることの大切さを学ぶことが、授業の狙いの1つです。また、保育者としての資質を高めるには保育者間のカンファレンス(話し合い、会議)が鍵を握ることを理解し、他の保育者が自分とは異なる考えや価値を持っていたとしても、それらを互いが共感的に受け止め合い、保育者集団として高め合うことができる保育者としての資質を育むことも、授業の大きな狙いです。

学生同士や教員が互いに認め合い、自由に意見を交換する

幼児という存在を愛おしく受け止めるとともに、保育の意義を感じ取ることができる授業を行っています。例えば、保育の現場で活用されている絵本を読んだり、実際の現場での経験を教員が話したりと、「幼児とはどのような存在であるか?」を考えられる機会を数多く取り入れています。テキストには実際の保育現場でのエピソードがたくさん含まれており、それについての思いや考えを学生同士が自由に発表して意見を交換したり、動画をもとにした演習を取り入れたりしており、主体的に学びたくなる工夫が凝らされていることも特徴の1つです。学生が自分の思いや考えを言葉にできるよう、教員も学生同士も、お互いに認め合う雰囲気作りを大切にして授業を進めています。

丸山 眞理子 准教授
児童教育学科

子どもたちは幼稚園や保育所などで遊んでいるだけのように見えますが、その遊びのなかには目には見えない大切な学びがあります。保育とは、これからの未来を担う子どもたちを育む重要な場です。そして何より、子どもたちの成長を喜び合うことができる、価値ある場所でもあります。