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スポーツトレーナーの仕事

ストレッチを通して健康で豊かな暮らしをお手伝い

全国の商業施設などで店舗を展開する「ドクターストレッチ」でスポーツトレーナーをしています。お店の名前が表す通り、ストレッチをすることが私の仕事です。

ストレッチと言えば、運動の前などに体をほぐすための柔軟体操を思い浮かべるかもしれません。それも間違いではないのですが、当店では、体質を改善して健康を増進することを目的として、お客様とトレーナーがペアになって取り組む、より本格的なストレッチを行っています。利用される方は中高年の方が中心で、肩こりや腰痛、膝などの痛みで悩んでいる方が多いです。部活動や趣味などでスポーツをしていて、ケガからのリハビリやパフォーマンスの向上を目的としてストレッチに取り組む方もおられます。

当店のプログラムは、継続して行うことに重点を置いています。そこで初回来店時には、お客様の体の状況や悩み、要望をしっかりとヒアリング。そのうえでお客様ごとにストレッチのメニューを組み立て、実施していきます。1回のプログラムは40〜100分。私は1日に4〜5人を担当しています。指名の絶えない人気トレーナーだと、1日に6~7人を担当することもあります。このほかに、快適にお店を利用いただくために、こまめに清掃活動を行っています。店舗前でチラシを配るなど、集客活動も重要な仕事です。

お客様の「なりたかった自分」をめざし、ともに歩んでいく

当店を訪れるきっかけは、肩こりや腰痛など、体の不具合を解消したいという思いであることが多いです。でも実は、その先に「なりたい自分」を思い描いておられます。それは例えば、「友だちとウォーキングを楽しみたい」「マラソンにチャレンジしたい」などです。ストレッチを通して、そういった目標や夢の実現をお手伝いできることがこの仕事のやりがいです。大げさかもしれませんが、私という存在が、お客様の人生のなかにしっかりと登場し、何らかの影響を与えるのです。こんなに素晴らしい仕事はないと思っています。しかも直接「ありがとう」と言ってもらえるのです。「もっと勉強して、もっといい仕事をしよう」と思わずにはいられません。

コミュニケーションが必須の仕事。教育実習での経験が活きることも

仕事をするうえで、骨や筋肉などの体に関する知識は不可欠です。もちろん、ストレッチの技術も必須です。それらに加えて大切なのがコミュニケーション力です。なぜなら、お客様の悩みを聞いたり、継続的なストレッチに向けてモチベーションを高めてもらうような接し方ができることが重要な仕事だからです。

これらの点で、大学時代の経験は大いに役立っています。授業で学んだ体に関する知識は、仕事に直結しています。教育実習では生徒だけでなく年配の先生とも接することができたため、自分とは異なる世代の人とのコミュニケーションを図る力も養えました。部活動でスポーツをしている中高生も来店するので、教育実習を思い出しながら接しています。目標は、お客様から「出会えて良かった」と言ってもらえるトレーナーになることです。知識も技術も接客も磨き続け、目標に向かって進んでいきたいです。

松岡 七海さん
株式会社BODY RUN Alive Soul ドクターストレッチ天神橋筋本店
教育学部 保健教育学科 2023年卒
(兵庫県 夢前高校出身)

進路選びにあたっては、「自分は将来どうなりたいのか」「何をがんばりたいのか」という気持ちを大切にしてください。強い気持ちがあれば、知識や技術は後から学んでいくらでも身につけることができますよ。

※掲載写真・所属・内容等は取材当時のものです