授業紹介
[保健教育学科] 教職実践演習(養護)
校外学習の計画を作成。養護教諭としての実践力を養う
養護教諭の免許取得に向けて、4年生で履修する授業。これまでに学んだ知識や実習経験を結びつけ、養護教諭としての実践力を完成に近づける総仕上げの科目です。全15回の授業のうち、フィールドワーク2コマと発表1コマを活用して実施しました。学生は実際に大学から大石神社・赤穂城跡まで歩き、道路の様子やトイレの位置・設備などといった現地の環境や動線、安全面を自らの目で確かめながら、養護教諭として求められる役割を具体的に学びます。危機管理や緊急時対応、児童生徒の健康管理などをリアルに想定し、「現場で動ける力」を身につけていく実践的な授業です。
校外学習の計画づくりを通して、「子どものいのちと健康を守る視点」を育てます。安全管理や健康管理を踏まえた計画を立案する力に加え、医療的ケア児や慢性疾患のある児童など、一人ひとりの特性に応じた支援を考える力を養います。また、下見で得た情報をもとに計画を改善する実践力や、グループで協働しながら課題を解決する力も重視しています。現場で求められる判断力とチーム力を育てることが授業の狙いです。
教室での学びと現地での学びを往復しながら、「行動できる力」を育む
授業の最大の特徴は、「現場さながら」の学びにあります。学生はグループで校外学習計画を作成し、要配慮児童の支援も含めて検討します。その後、実際に現地を訪れて下見を行い、段差や移動ルート、休憩場所、トイレ設備、緊急時の対応環境などを細かく確認し、机上の計画を現実と照らし合わせながらブラッシュアップしていきます。理論と実践を往復しながら、「考えて終わり」ではなく「行動できる」力を育む授業です。
丸山有希 教授
保健教育学科
岡井千沙子 助教
保健教育学科